明日の建設現場の朝礼ネタ 1

アンゼンアンシン

土木工事向け安全講話

皆さん、おはようございます!

つい先日のことですが、仙台市の市道工事現場で本当に胸が痛む事故が起きました¹。70代の作業員の方が、なんと深さ15メートルもの穴に転落されて、お亡くなりになってしまったんです。

私たち現場で働く者として、この話を聞いた時、正直言って他人事じゃないと思いました。皆さんもそうでしょう。うちの現場だって、マンホールの設置工事、配管の敷設、建物の基礎工事など、地面を深く掘る作業は日常茶飯事ですからね。

「俺は長年やってるから大丈夫だ」「いつもの作業だから問題ない」—そんな気持ち、分かります。でも、この過信こそが一番怖いんです。作業に夢中になっていると、どうしても足元への注意がおろそかになってしまう。これは経験豊富な方ほど陥りやすい罠なんです。

今日の作業に入る前に、必ずお願いしたいことがあります。まず、自分が動き回る範囲内の開口部や掘削箇所を改めて目で確認してください。そして、危険だと感じた場所には迷わず囲いを設置する。これは面倒くさい作業かもしれませんが、命には代えられません。

それから、安全帯の使用についてです。「この程度の高さなら」と思わず、使えるところでは必ず使ってください。皆さん一人ひとりが「自分の命は自分で守る」という強い気持ちを持って、今日も作業に取り組んでもらいたいと思います。

無事故で家族の元に帰る—これが私たちの一番の目標です。今日も一日、ご安全に!


建設工事向け安全講話

皆さん、おはようございます!

最近の東京の建設現場で起きている事故のニュースを見て、本当に心が重くなっています。高さ4メートルから転落した20代の作業員の方が、鉄筋が首に刺さって意識不明の重体になったり²、別の現場では50代の方が3メートルの高さから落ちて重篤な状態になったり³—立て続けに痛ましい事故が報告されています。

「たった3メートル、4メートルでしょ?」と思う気持ち、分かります。でも、現実はそんなに甘くない。3メートルの高さから落ちれば、大人の体重で地面に激突する衝撃は想像以上に大きいんです。場合によっては命に関わる怪我につながってしまう。

うちの現場でも、足場での作業、開口部周辺での作業、脚立を使った高所作業—こういった転落のリスクは毎日のようにあります。そんな時に「まあ、これくらいなら平気だろう」という気の緩みが、ヘルメットのあご紐を締め忘れたり、安全帯を「面倒だから」と使わなかったりする行動につながってしまうんです。

今日の作業開始前に、皆さんにお願いしたいことがあります。まず、足場の状態をしっかりチェックしてください。手すりはきちんと設置されているか、床材にがたつきはないか、こういった基本的なところから確認です。

そして何より大切なのが、自分の身を守る保護具の点検です。ヘルメットはちゃんと頭にフィットしているか、あご紐は締まっているか、安全帯は正しく装着できているか—これらを必ず確認してから作業に入ってください。

高さに関係なく、墜落の可能性がある場所では、遠慮なく安全帯を使う。これを今日から徹底しましょう。お互いに「その服装で大丈夫?」「安全帯つけた?」と声を掛け合って、チーム全体で安全意識を高めていきたいと思います。

皆さんが無事に一日を終えて、家族の待つ家に帰る—これが私たちの最優先事項です。今日も一日、ご安全に!


引用・参考文献

¹ 仙台市宮城野区の市道工事現場で70代作業員が深さ15mの穴に転落し死亡(khb東日本放送) – Yahoo!ニュース

² 【速報】建設現場で作業員が転落し首に鉄筋刺さり意識不明の重体 20代男性 東京・上野(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース

³ 建設現場で50代作業員が約3m下に転落 意識不明の重体 東京・田園調布(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース現場で50代作業員が約3m下に転落 意識不明の重体 東京・田園調布」Yahoo!ニュース