【ご報告】『いのちを守る技術』第1部の執筆が完了しました──しばしの充電期間に入ります

本のドラフト

『いのちを守る技術』第1部の執筆が完了しました

皆さま、いつもsafe-work.bizをご覧いただき、ありがとうございます。
このたび、連載中の書籍(仮称)「建設業の『いのちを守る技術』──建設の安全を『しくみ』化する12の鍵』の第1部(第1章〜第4章)までのドラフト執筆が完了しました。※ときどきリライトしてます。

「安全は運ではない」──このシンプルで力強いメッセージから始まった本書のプロジェクト。ここまで、

  • 現場の“安全技術”を再定義した【第1章】
  • 「わかっていても、やらない」を超える行動設計の【第2章】
  • 安全行動を“習慣”として根づかせる【第3章】
  • 自発的な安全行動を生み出す“環境デザイン”を扱った【第4章】

までを一気に書き上げてきました。


一度、立ち止まります。

現在、ここでいったん執筆の手を止めることにしました。理由は主に以下の3つです。

  1. ストックが切れました
     毎日少しずつ、地道に書きためてきた原稿ですが、ここでちょうどまとまった第1部が終わり、記事としての公開ストックがなくなりました。
  2. 頭を一度、リセットしたい
     現場の安全というテーマと向き合い続ける中で、思いを言語化する作業がことのほか難しく、言葉を絞り出す感覚も濃くなってきています。ここで一度、冷静に距離を置き、思考を深め直したいと考えています。
  3. 出版は来年4月を予定しています
     出版時期は定年退職後の2026年4月を見込んでおり、まだ十分に時間はあります。焦らず、一つひとつの章を丁寧に、実践に耐える内容に仕上げていきたいと思います。

次のテーマは「ハラスメント防止」

この少しの“執筆充電期間”のあいだ、「ハラスメント防止」に関するテーマを考えてみようと考えています。

ハラスメント防止については、社会保険労務士が「ハラスメント対策コンサルティング」として整理し、世の中の企業の取組につなげられないかと思っています。

ブログの記事をつくりながら頭を整理し、これも最終的には出版できればと。


さいごに

今後もsafe-work.bizでは、執筆の進捗や考えていること、現場で起こる“リアル”な課題について発信していきます。

執筆の再開や、第2部(第5章以降)の内容についても、まとまりしだい改めてご報告いたします。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。